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札幌市での教育旅行の魅力
都市機能と豊かな自然・歴史が融合した
探求的な学びの最適地。

北海道振興の拠点として発展を遂げた札幌市は、現在、人口約200万人を擁する大都市です。
石狩平野に広がる碁盤の目状の街並みは、計画的な都市整備の成果であり、日本の近代化を象徴する都市景観の一つといえます。
教育観点から見た札幌市の大きな特徴は、都市機能のすぐ側に多様な生態系を育む自然環境が共存している点にあります。この都市と自然が隣接する環境は、人と自然の関わりや持続可能な社会のあり方を実地で学ぶことができる学習フィールドとなります。2018年には「SDGs未来都市」にも選定され、積雪寒冷地の特性を生かした環境都市づくりを推進しています。
また、札幌市は大学や企業が集積する都市として、大学見学や企業訪問などを通じたキャリア教育の観点からも、学びの可能性を広げています。環境、歴史、文化、都市機能、そして人の営みが結びつく札幌市は、多角的な学習を行うことができる「生きた教材」といえるまちです。
魅力
1
自然・環境
都市に隣接する自然をフィールドに、環境と暮らしの関係を学ぶ
札幌市は、都市機能が集積する一方で、国立公園や国の天然記念物に指定されている原始林も有しており、森林や河川、公園、農地など多様な自然環境が市街地のすぐ近くに広がっています。都市と自然が隣接するこの環境は、自然の豊かさを体感すると同時に、人の暮らしと自然環境の関わりを多角的に考える学習の場となっています。
◎学びと体験のポイント
札幌市では、積雪寒冷地ならではの自然環境を舞台に、生態系や資源が循環する仕組みを、実体験を通して学ぶことができます。豊かな自然の中で実施する体験プログラムでは、生物同士が支え合う生態系の構造や、自然と人との関わりを立体的に学ぶことができます。また、雪を冷房エネルギーとして活用する取り組みや、ゴミ処理場跡地を公園へと再生した事例、企業が水平リサイクルやアップサイクルに取り組む様子に触れることで、自然と共生するための人々の工夫や技術を学ぶことができます。



雪と暮らす街、札幌
札幌の冬は「さっぽろホワイトイルミネーション」や「さっぽろ雪まつり」などの様々なイベントや、スキー・スノーボードなどのアクティビティを楽しむことが出来るとても楽しい季節です。



魅力
2
歴史・文化
札幌のまちづくりと多様な文化から学ぶ
札幌市は、北海道の歩みとともに形成されてきた都市であり、先住のアイヌ文化と近代以降のまちづくりが重なり合う歴史を有しています。碁盤の目状の市街地や公共空間の配置には、自然条件と向き合いながら都市を形づくってきた人々の知恵が反映されています。
◎学びと体験のポイント
市内の歴史施設や資料館、まち歩きを通じて、札幌の都市形成の過程や、地域に根ざした文化の多様性を学ぶことができます。アイヌ文化に関する学習では、自然と共に生きてきた価値観や生活の知恵に触れ、現代社会における多文化共生の在り方を考える機会にもなります。
また、都市の成り立ちを学ぶことで、現在の街並みや公共空間が、どのような考え方や工夫のもとに形づくられてきたのかを理解することができます。これらの経験は、地域の歴史を現在の暮らしや社会につながる学びとして捉える、一つのきっかけとなります。



札幌のまちづくりは、日本の近代化への原動力
明治政府による北海道振興の拠点として、現在の札幌市都心の基礎となる本府の建設が始まりました。開拓判官の島 義勇は、地形や地盤が比較的安定し、豊富な地下水を利用可能な豊平川扇状地上に、 碁盤の目状に整然と区画された街区と機能別の区域分けが特徴の市街地整備計画を策定しました。また、北海道の振興を担う人材の育成も同時に行われ、この時期に開学した「札幌農学校(現在の北海道大学)」では、新渡戸稲造や内村鑑三などが学びました。

札幌市のまちづくりの先駆者-島義勇
北海道の歴史を振り返ったときに欠かせない人物として佐賀藩士・島義勇がいます。島は開拓使主席判官として開拓使本府建設を立案し、札幌市のまちづくりの先駆者と言われています。島は任命後、現在の北海道神宮付近の丘に上り、眼下に広がる札幌の大地をいつの日か世界一の街に、と夢を描き「他日五洲第一の都」という漢詩を残しています。札幌のまちづくりを始めるに当たり、現在の南1条通を創成川(大友堀)に直交させこれを基礎と定めました。札幌の基点となったのは創成橋周辺です。島の銅像は北海道神宮と札幌市役所に設置されています。夢を描いた時から150年。100万都市となった札幌市を見て何を思っているのでしょうか。

魅力
3
多彩でアクセスの良い学習エリア
都市機能を活かした多様な学び
札幌市は、自然、歴史、文化、産業など多様な学習コンテンツが市内に点在しており、目的に応じて学習テーマを柔軟に組み合わせることができます。都市規模が大きい一方で、主要な学習拠点や公共施設、企業、文化施設が比較的近いエリアに集中している点も特長です。
◎学びと体験のポイント
地下鉄や路線バスなど公共交通機関が充実している札幌市では、移動のしやすさを活かしながら学習活動を行うことができます。
生徒のみでの移動や周遊もしやすく、限られた時間の中で計画的に学習を進めることが可能です。
大学等の施設見学や企業訪問を通じて、都市を支える仕事や社会の仕組みに触れることで、教科で学んだ知識と実社会とのつながりを理解し、進路や将来を考えるきっかけとなる学びも期待できます。
生徒様が自主研修の計画を立てる際に参考になるモデルコースをご用意しています
8つの学びのテーマに沿った、バラエティ豊かなモデルコースをご紹介しています。自主研修や事前学習などの際に、是非ご参考にしてください。
おすすめ修学旅行スポット

札幌市時計台
「札幌市時計台」その正式名称は「旧札幌農学校演武場」。北海道大学の前身である札幌農学校の施設として、初代教頭であるクラーク博士の構想に基づき明治11年に建設されました。現在は札幌市を代表する名物スポットとして、そして市民に時を告げる時計塔として愛され続けています。

北海道大学
明治9年に札幌農学校としての開校より現在まで続く、北海道を代表する大学。札幌の中心部に位置していながらも、広大で自然豊かなキャンパスを有し、重要文化財やポプラ並木などの北海道の歴史を物語る遺産が残されています。秋には校舎へと続くイチョウ並木の美しい紅葉を見ることができます。

札幌市アイヌ文化交流センター・
サッポロピリカコタン
北海道の先住民族である、アイヌ民族の歴史や文化を学ぶことができる施設。展示室には伝統衣服や民具など約300点が展示されており、実際に手にとって見ることができます。また、古式舞踊の披露や製作体験などのイベントも開催しています。

北海道開拓の村
北海道開基百年を記念して開設された野外博物館。明治〜昭和初期までの北海道の産業や生活、文化を伝える歴史的建造物を全道から移築・復元。村内を市街地・農村・山村・漁村の4エリアに分け、当時の情景も再現しているので、一歩入れば100年以上前の北海道にいる気分が味わえます。

札幌オリンピックミュージアム
オリンピック・パラリンピックの歴史や理念、1972年の札幌冬季大会により設立された遺産について学ぶことができるミュージアム。資料展示に加え、スキージャンプなどのオリンピック競技を体験できるアトラクションも楽しむことが出来ます。

モエレ沼公園
札幌市の「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として造られました。ごみ処理場の跡地を公園化し、屋内施設「ガラスのピラミッド」には雪を活用した冷房システムを導入するなど、自然環境保全の観点からも注目されています。

サッポロさとらんど
札幌中心部から地下鉄や車で約30分、東区丘珠にある「サッポロさとらんど」は、札幌ドーム14個分(74.3ha)もの敷地を有する入園無料の『札幌市農業体験交流施設』。バターやソーセージの手作り体験や模擬牛の搾乳体験などの通年体験のほか、収穫時期にはじゃがいもやとうもろこしなどの収穫体験もできます。

定山渓温泉
支笏洞爺国立公園内に位置し、開湯150年以上の歴史を誇る温泉地。修験僧・美泉定山がアイヌの人々の案内で泉源に出会い、湯治場を築いたことが始まりとされています。気軽に楽しめる足湯のほか、シンボルである真っ赤な二見吊橋からは岩山に囲まれた美しい景色を一望することができます。
札幌市ってこんなまち
北海道・石狩平野の南西部に位置する札幌市。
大正11年(1922年)8月1日の市制施行以来、近隣町村との合併・編入で市域を拡大してきました。
昭和45年(1970年)には人口が100万人を突破し、昭和47(1972年)に政令指定都市へ移行しています。

